外壁塗装は頻繁に行うものではないため、どのタイミングですべきなのか悩んでしまうものです。見た目では特に変わっていないからまだしなくていいとお考えの方も多いかもしれません。しかし、実は外壁塗装には最適なタイミングや季節がある程度決まっています。このコラムでは、外壁塗装をすべきタイミングや外壁塗装を検討すべき劣化のサインについて解説していきます。
外壁塗装の適切なタイミングを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
外壁塗装は10年が目安!
外壁塗装を行う年数の目安は約10年です。
日本にある住宅の多くは、外壁に窯業系サイディングボードというセメントを主成分とした素材を使っています。この窯業系サイディングボードは防水性がないため、向上から出荷する際に防水加工を施しますが、このとき使われる塗料は5年から7年ほどしか持ちません。その他の素材も多くが同じくらいの年数で防水機能を失うため、築10年で外壁塗装を施すのが目安とされているのです。
外壁塗装をするのは春か秋がおすすめ!
外壁塗装をする時期は、春か秋ごろが最もおすすめです。外壁塗装の作業を行うには、以下の条件が望ましいとされています。
- 気温:5℃以上
- 湿度:85%以下
この条件下であればどの季節に行っても問題ありませんが、四季の中で春か秋ごろがおすすめだと言えるでしょう。
なぜなら夏や梅雨の時期であれば湿度が高く雨量も多いため良好な作業環境を確保することは難しいです。また冬であれば地域によっては降雪のため作業ができなくなる可能性があります。
その点、春や秋であれば比較的天候も安定しており、上記の条件を満たしやすい季節なのです。実際に春や秋ごろに外壁塗装の依頼が多くなる傾向にあるため外壁塗装にぴったりの時期だと言えるでしょう。
外壁塗装をすべき劣化のサイン
すぐに外壁塗装を検討すべき住宅の劣化サインについて詳しくご説明します。
色あせ
外壁が色あせている場合は、塗膜の劣化が進んでいる可能性が高いです。塗膜の劣化が目視できなくても速めに塗装を検討しましょう。
チョーキング
チョーキングとは、外壁に触れたときに白い粉がつくことです。チョーキングは紫外線や風雨などが原因で起こる塗装表面の劣化のサインになります。はっきりと白い粉が付く場合はなるべく早めに塗装をするようにしましょう。
クラック
クラックとは、外壁のひび割れのことです。クラックの幅によって外壁塗装の重要度は異なりますが、クラックが見られたらできるだけ速めに塗装を検討しましょう。特に0.3mm以上のクラックの場合迅速な修繕が必要になります。
塗膜の膨れ
塗膜が不自然に膨れ上がっている場合は、放置するとひび割れなどの原因になります。塗膜の膨れは劣化のサインとなるのでこちらも速めに対応しましょう。
シーリング材の剥がれ
サイディングボードのつなぎ目が剥がれていたり割れている場合は修繕が必要です。こういった剥がれや割れ部分から雨水が侵入し、外壁の劣化が進んでしまうので注意しましょう。
こけ・藻
こけや藻がひどい場合は、塗膜の保護機能が低下している可能性が高いです。洗い流せないほど状態が悪い場合はすぐに塗装を検討しましょう。
適切なタイミングで外壁塗装を
今回は、外壁塗装の適切なタイミングや時期(季節)、そして劣化のサインについてご紹介しました。外壁塗装は単に景観を守るだけでなく、住宅そのものを守る役割があります。
株式会社クリエイト美建では、外壁塗装を専門に行っています。当社は外壁塗装について、お客様の大切な住宅を守るものだと考えているため、適切な外壁塗装のタイミングを逃さないよう、外壁・屋根の無料点検を積極的に実施しています。